ドイツ語(7)Um vier Uhr habe ich einen Termin

BrigitteがPeterに電話している

B : Hallo, Peter! Ich rufe dich jetzt an, denn um vier Uhr habe ich einen Termin. Ich sehe den Chef.

もしもし、ペーテル! あなたにこの時間に電話している、というのは四時に約束があるの。私は上司と会うの。

  • an/rufen 電話で呼ぶ、電話する
  • jetzt 今、この時点で
  • denn というのは
  • um vier Uhr 四時に
  • der Termin 会う約束
  • sehen 見る、会う
  • der Chef, s 上司

P : Moment, ich mache das Fenster zu. Nun höre ich dich gut.

ちょっとまって、窓を閉めるよ。今は君のことよく聞こえるよ。

  • zu/machen 閉める
  • das Fenster 窓
  • nun 今
  • hören 聞く、聞こえる
  • gut よく

B : Was machst du? Was macht die Arbeit?

何やってたの?何の仕事をしていたの?

  • die Arbeit 仕事

P : Ich bereite den Architektenkongress vor. Das ist natürlich viel Arbeit.

建築家の会議の準備をしているよ。もちろんやることがたくさんあるよ。

  • Architektenkongress = Architekten + Kongress
  • der Kongress 会議
  • vor/bereiten 準備する
  • natürlich  もちろん

B : Aber du hast doch eine Sekretärin und Mitarbeiter.

だけどあなたには秘書と協力者がいるでしょう。

  • die Sekretärin 秘書
  • der Mitarbeiter 協力者

P : Ja, Sabine reserviert die Hotelzimmer und Jörg die Säle. Was hast du morgen vor?

うん、ザビーネはホテルの部屋を、イェレクは会議室の予約をしているよ。君は明日何をするつもりなの?

  • reservieren 予約をする
  • der Saal, Säle ホール、会議室
  • vor/haben 計画をもっている
  • morgen 明日

B : Morgen fahre ich nach Leipzig. Ich studiere dort den Wohnungsmarkt und schreibe einen Artikel.

明日はライプツィヒに行くの。私はそこで不動産市場の調査をして記事を書くの。

  • fahren (車や電車で)行く
  • der Markt, Märkte 市場
  • schreiben 書く
  • der Artikel, – 記事

P : Wohnungen sind heutzutage teuer, auch in Leipzig.

今時の住宅は高いからね、ライプツィヒでも。

  • heutzutage 私たちの時代、現代

B : Entschuldigung Peter, ich höre jetzt auf. Der Chef ruft mich.

ごめんねペーテル、そろそろ切るね。上司が私を呼んでいるわ。

  • auf/hören やめる
  • rufen 呼ぶ

文法メモ

対格、目的格

ドイツ語には格による変化が存在する。格とは文の中の役割のことで主語は主格、目的語は対格と呼ばれる。冠詞や名詞は格によって語尾が変化することがある。

主格はドイツ語でNominativ、フランス語でnominatif、英語でnominative、日本では一格と呼ばれ、nom.と略される。対格はそれぞれAkkusativ, accusatif, accusative, 四格と呼ばれ、acc.と略される。日本の数字を使った呼び名は日本独特のもの。

以下は定冠詞と不定冠詞の変化一覧。単数はsg. 複数はpl. 男性はm. 中性はn.女性はf. と略した。

m.sg. n.sg. f.sg. pl.
nom. der / ein das / ein die / eine die / –
acc. den / einen das / ein die / eine die / –

実際のところ主格と対格では男性単数以外は変化がない。

Hast du den (einen) Termin?
君は約束があるの?

Reserviert er das (ein) Zimmer?
彼は部屋の予約をした?

Machen Sie die (eine) Arbeit?
あなたは作業をお持ちですか?

人称代名詞も変化します。ichは対格ではmich「私を」、duはdich「君を」となる。

動詞の語順

ドイツ語の動詞は通常文で二番目に位置する。一番目は主語でも補語でも副詞でも目的語でもよい。これにより強調したい語を前にもってくることができる。

通常文で主語以外を最初におけるのはフランス語や英語にはないルール。従属節については後に学習予定。

Ich habe einen Termin um vier Uhr. (一般的な語順)
Um vier Uhr habe ich einen Termin. (「四時に」を強調している)
Einen Termin habe ich un vier Uhr. (「会う約束を」を強調している)

分離動詞

分離動詞は不定形では動詞に接頭語 (zu-, auf-, vor-など)がつくが、定動詞(通常文)でその接頭語が分離して小辞となり文末に置かれる現象を持つ動詞。

意味もその接頭語によって変化する。不定形でのアクセントは接頭語に来る。

auf/machen「開ける」

Er macht das Fenster auf. 彼は窓を開ける。

zu/machen「閉める」

Sie macht das Büro zu.
彼女は事務所を閉める。

vor/bereiten「準備する」

Wir bereiten den Kongress vor.
私たちは会議の準備をする。

dennについて

dennは接続詞で前の文の理由を後の文でするときの接続の役割をする。

Ich rufe dich jetzt an, denn ich habe einen Termin um vier Uhr.
私は君を電話で呼んだ、というのは私は四時に約束があるからだ。

 

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