Tバックの福音

こんにちは、サクラです。

今日は下着についてのお話です。Tバックのショーツを試して具合が良かったのでおすすめします。

Tバックという言葉は和製英語で英語圏ではthong (ソングとトングの間のような発音)と呼ばれています。thongはゲルマン系のþong「皮の紐」からきている言葉で、いわゆるビーチサンダルもthongと呼ばれることがあります。

私は自分の女性性を意識し始めてからずっと女性用のショーツを履いていましたが、Tバックは今回が初めての挑戦です。手術前は普通の女性用ショーツでさえ男性器を収めるのにギリギリだったわけですから、それより布の少ないTバックは最初から選択肢に登りえませんし、意識したことさえありませんでした。

しかし手術後の今になって、ふと試せる状況にあることに気づいたわけです。通常のショーツと違い、お尻にかけての布が食い込むことに少々躊躇しましたが、結果として調子が良いことに気づきました。

ネットで「Tバック メリット」で調べたときに出てくるメリットを見ると、およそ以下のものに集約されると思います。

  • 体を動かしやすい
  • 下着のラインが服に出ない
  • ムレなくなる
  • ヒップアップ効果が得られる
  • 身のこなしが綺麗になる
  • ムダ毛の処理をこまめにするようになる
  • 彼氏を喜ばせることができる
  • 開放感がある
  • 足がむくまなくなる
  • 収納するのに場所をとらない

このうち特に私が気づいたことについてコメントします。

通常のショーツではお尻の山を覆っている布の部分が、意外と足の動作を邪魔していることに気づきます。そしてその布がなくなることによって足の付け根が随分上に移動した気になります。結果として「体は動かしやすい」ですし「身のこなし」も変わります。

また、姿勢が悪いとお尻の2つの山がくっついてしまい不快なので、そうならないためにお尻を後ろに出すことにより自然と骨盤が立ちます。結果として「ヒップアップ効果」も期待できると思います。夏の暑い時期だとムレにくいというのも本当だと思います。

お祭りなどでフンドシを男子がつけると気が引き締まるというのもこれと同じ効果だと、推測できます。

残念ながら現在パートナーがいないので「喜ばせる」ことについては書けません。銭湯やプールの更衣室でもTバックの女性をたまに見かけるので、見られることに躊躇する必要は無いと思います。

デメリットとしては「冷えやすい」「生理時は避けるべき」などありますが、メリットのほうが大きいと思います。

今回の件は、SRSの術前には想定をしていなかったことなので、ちょっとしたボーナスのように感じます。福音というと大げさかもしれませんが、福音はそもそも「よい知らせ」という意味のギリシア語 εὐαγγέλιον (evangelion, εὐ「よい」+ αγγέλιον「知らせ」) に由来していることを考えると、それほど外れた言い方では無いと思います。

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