こんにちは、サクラです。
前回の記事からずいぶん時間が経ちましたが元気に暮らしています。最近の生活は仕事、子育て、学習が主なルーチンで、時々プール、ハイキング、温泉などが取り込まれています。中でも温泉の歓びは何物にも変えられません。それぞれ語るととりとめがなくなるので、今日は半年ぶりのSRS後検診の話をします。
つい最近、半年ぶりにSRS後検診を受けました。膣なしの私は排尿の事以外特に注意することがありません。診察室で下着を脱ぎ、仰向けに診察台に寝て術部を先生に見てもらいました。先生の診察によると尿道はしっかり開いているので問題なく、一年後に再度検診を受けることになりました。
先生のところで造膣ありのSRSを受けたMtFの方についての興味深い話を聞きました。彼女は恋人の男性とセックスをしたそうですが、相手には全くの女性だと思われたとのことでした。トランスジェンダーであることを見破れるかどうかは、もちろん本人の素養によるものもあるでしょうが、彼の女性に対する経験値が影響するのでしょう。
先生は「僕ならすぐわかるけどねー」というのですが、それは当然だと思います(笑)
この話を聞いて私は、ふむそのようなセックスの体験もいいものだろうな、と思いました。でも知る限り造膣ありの手術は術後が大変で、彼女はそのような苦労を引き受けたわけですからセックスは当然の恩恵だと思います。一方私は膣なしを選択したので軽い術後であることの恩恵を十分に受けました。いわばトレードオフの関係です。
今のところ、男性との行為に至ることは残念ながらまだないのですが、なにかあればここに書きたいと思います。
なかなか教養豊かなMTFさんの姿が窺われるようなブログですね。わたくしもMTFで、一昨年の10月に同じく造膣なしのSRSを受けました。
以前にも、何かを検索していて貴ブログがヒットしたことがあったのですが、わたしのブログと同じ「アメブロ」ではないので、「お気に入り」への登録もできないまま忘れてしまっていました。
今日、ふたたびヒットしたので、今日のわたしのブログ記事の中にリンクを張っておきました。
更新を楽しみにしております。
Akemiさん
コメントありがとうございます。リンク先拝見しました。造膣なしの選択されたということで非常に興味があります。ブログもあとでじっくり読ませてもらいます。
なお、サクラさんはご自分のことを、かなりオクテでSRSを受けた者とお思いかもしれませんが、上には上がいますよ~!!
なにをかくそうこのわたくし、『となりのトトロ』の中の「めい」に想定されているのと同年度生まれ(早生まれではあるが、学年で言って同年度)なんです(さすがに「サツキ」よりは若いけれど)。それでいてSRSを受けたのは一昨年の秋なんだから、年齢的に言って「今を逃したらもうあとがない」という気持ちでしたよ。たぶん、現在アメブロでSRSネタを書いているブロガーの中では、最年長、そして、SRSを受けた年齢でみても、最高齢でしょうね。
ただし、世界的には、どこかの国で80歳のMTFがSRSを受けたとかいうニュース(そして、「長年の夢がかなって幸せです」とか言ってました)もありましたから、上にはさらに上がいると思いますけれど。
Akemiさん
返信遅れました。はい、私も「後がない」と思ってましたが、伺ったお話からして高齢の手術(すみません。。)だったのですね。私の受けたクリニックの先生も、結構年齢のいった方の手術をする、というお話をしていました。SRSを受けるにあたり「加齢はリスク」ということを以前書いたのですが、他の健康的な問題の方がもっとリスクは高いと思います。
人生の区切りが手術に踏み切るタイミングになる方も多いのではないかと思います。私の場合、下の娘が大きくなって留守にしても問題なくなったことに去年気づき、仕掛中だったSRSを終わらせてしまおう、と思った次第です。
いずれにしてもSRSという形でケリをつけられた私達は恵まれていると思います。