こんにちはサクラです。
今日は戸籍の性別の取り扱い変更の申立の進み具合についてお知らせします。
申立をしてしばらく経過しましたが、家庭裁判所から「照会」なる文書が送られてきました。審議をするにあたり、その申立内容に対して確認したいという趣旨のようです。内容は以下のようなものです。
1.性別の取扱いの変更は、あなたの真意によるものですか。
□自分の真意である。 □自分の真意でない。
自分の真意でなければそもそも申立などしないと思うのですが、そこは深く掘り下げず「自分の真意である。」にチェックを入れます。
2.あなたには現在、未成年の子がいますか。
□いない。 □いる。
戸籍も提出しているわけですから、わかるだろうと思うのですが、MtFであれば認知していない非嫡出子がいる可能性があります。その場合戸籍からは子供の存在がわからないということになります。ここで気づきましたが、性別変更の子無し要件というのは戸籍に記載されていない子供も判断材料にされる可能性があるということでしょうか。二人の娘は成人していますし、非嫡出子そのものが私の知る限りいないので「いない。」にチェックを入れます。
3.性別の変更が認められた場合、将来、再度の変更をする(性別を元に戻す)ことが難しいことを理解した上で、このまま手続きをすすめることを希望しますか。
□希望する。 □希望しない。
過去に、元に戻したいという方がいたため、安易に戻せないということの確認でしょう。世の中には「やってみないとわからない」という方法論も支持されてはいますが、その方法論でこの先に進むのはではないことの確認でしょう。私は帰還不能点をとっくに超えていて、その時点で戻るという可能性は捨てているので「希望します。」にチェックを入れます。
4.申立書に記載した内容について、変更、修正または追加したいことはありますか。
□ない。 □ある。
申立の書類に不足不備がないと聞いているので、その内容が私の真意と受け取ってもらって全く差し障りはありません。「ない。」にチェックを入れます。
返送期間は半月ほどの猶予があるようでしたが、私はすぐに同封された返信用封筒にいれ、宛名の「行」を「御中」に変更し、翌日送付しました。私にとっては不要な質問とも取れますが、情報処理で重大な変更をともなう操作の前にしばしば聞かれる「本当に実行して良いですか?」というダイアログのようなものではないかと理解しています。
また経過があるようでしたら報告しようと思います。